工作

仕掛け巻きの製作

釣具店の仕掛け巻きコーナーでちょっと気になる「するするくん」
100円ショップグッズをフル活用して作ってみますした


■ 準備するもの

仕掛け巻き材料

ジョイントマット
●ジョイントマットは堅めで8ミリ厚前後の物が使いやすいようです。10ミリ以上になるとカットがしにくい場合があります。
■ソフトまな板:
 厚め(A) / 薄目(B)の2種
■衝撃吸収シートやジョイントマット:
 5ミリ厚前後(C) /8ミリ厚前後(D)
■ラインなどが入っていた空き箱(E)
■両面粘着シート又は強力両面テープ
■カッターナイフ
■コンパス
■ハサミ
※以上は100円ショップで調達出来ます

■サークルカッター
※DIY工具売り場や文具売り場で購入出来ます

◎予算があれば(A)〜(D)の加工が簡略出来ます
■釣具店に売っている仕掛け巻き「カラースポンジシート-M」(4枚組で700円前後します)小さめの物を作りたい場合はSサイズもありました。

加工作業


サ−クルカッターでカットします。
クルクルっとやるだけなので簡単です!
■材料のカット

【上段】直径80ミリ
ソフトまな板
 厚め(A)*2枚
  :1枚に40ミリの円をカット(A-2)
 薄目(B)*2枚

【下段】直径60ミリ
衝撃吸収シート
 
5ミリ厚(C)*2枚
※赤ちゃん用の安全グッズ売り場で発見しました
ジョイントマット
 8ミリ厚(D)*1枚
  :中心に40ミリの円をカット
ライン等が入っていた空き箱
 薄目(E)*1枚

フレーム


  ■針止めの制作(B-1)
(B)の1枚にコンパスで60ミリの円を描き、写真のように少し斜めに1〜2ミリ幅で切り込みを入れます。
一つおきに立ち上げ下の写真のようにカッターでカットしていきます。
この時一周した最後の目数が合わないといけないので注意して下さい。カット後それぞれの先端の角の形を丸めに整えます。

■糸の振り分け板の制作(B-2)
(B)のもう1枚に写真を参考に線を引きカットしていきます。
上の作業同様先端を丸めに加工します。
今回の場合16分割でカットしてありますが、数は少なくても支障はありません。但しカットしたエッジが鋭くなるとモトスが傷つきますので注意します。

組み立て作業
■パーツの確認と接着準備
写真左から(A)(C)(B-1)(C)(B-2)(D)(E)(A)

(C)の両面と(E)を貼り付けた(D)部分のドーナツ型部分の両面に粘着シート又は強力両面テープを貼っておきます。接着剤を使用する場合は、ポリエステルやシリコン樹脂系など素材によっては接着しない物もありますので確認が必要です。

■組み立て
それぞれのパーツの中心があうように接着していきます。先の手順で紹介した(B)の先端部は写真の状態に成形します。この時右巻き用にするか左巻き用にするかは好みですので写真を参考にカットした部分の方向を確認しながら接着して下さい。

■糸止め部分の切り込み
何分割して使うかは好みですが、8〜12分割するのが良いかと思います。切り込みは、カッターナイフを使用します。空き箱で作った中央の部分には十文字で切り込みを入れ、仕掛けを巻いて残ってしまったヨリモドシ〜スナズリ部分の収納に使います
その後お好みでデコレーションすれば出来上がりです。下の写真をご参考下さい。

 

応用編 1
■市販の仕掛け巻き
【カーラースポンジ】を使用した場合
80ミリの円を2枚カットすれば(A)と(C)の切り出しと両面テープのセットが半分省略出来ます。貼ってあったスポンジをそっとはがして利用します。

   

試作編
スプールタイプ ■ハリスの空スプールの利用
空のハリススプールなどを利用して作る事も出来ますが、カットやバリ削りなどが面倒です。ミニルーターなどを使います。
出来上がり寸法が多少厚めになってしまいますが太めの仕掛けをセット出来ます。
こんな物に時間をついやすのも
釣りの楽しみです!
是非お試し下さい。
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