シロギスの観察 (其の一) 【2008/01/12UP】
※ここに記載した内容はあくまでも「シロギス好きおやじ」が興味本位で綴った
個人的なものでありますので、その点をご理解の上お読みください。
私が釣行している、茅ヶ崎〜柳島海岸のシロギスは秋口のピンギス爆釣期を過ぎ釣果が落ちてくる年末になると、毎年のようにサビキ感が悪くなりアタリがあっても針掛かりしなかったり、掛かってもナモトでポロリと落ちてしまう…そんな状況になってしまいます。 そんな状況であるため、サイズは小さめですが口先意外にはほとんど傷の無い、水槽飼育にはもってこいのキスを手に入れる事が出来ます。 |
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■砂に潜るシロギス 物音におびえたシロギスが砂に潜るということをご存じの方も多いと思いますが、実際どんな感じで潜んでいるのか…。 小さな水槽での観察なので自然の海の中とは多少違う点もあるかも知れませんが、たぶんこんな感じなのではないのでしょうか。 今まで釣れていたシロギスが、急に釣れなくなってしまったりする事は良くあることです。 「おかしいなぁ〜。あれだけいたキス…どこへ行っちゃったんだ???」 当然、群れが移動してしまったこと・個体数が減ったことが第一の理由だとは思いますが、 青物やシーバスなどの突然の回遊や、船舶などの振動・エンジン音、オモリの着水音など 急激な異変を感じた時に、おびえたシロギス達は危険を冒し逃げ回ることを選択するのでしょうか… 砂に潜った方が迅速に対応出来安心です。 きっと抵抗出来ないキスたちは身を守るため本能的にそうしているのではないでしょうか。
シロギスは尾びれをまるでウチワのように使い、体に似合わない程のもの凄い勢いで砂を舞上げ、それと同時に砂の中へ突進して身を潜めてしまいます。 今回はチョッと脅かして様子を見てみましたが、底潮が速い日などにもこのように砂の中に潜って体を休めているのではないかと私は推測しています。 先にも記しましたがシロギスは「回遊する為に釣れたり釣れなくなったりする」のは事実だと思います。 しかしシロギスには、こんな性質があるため、絶好のポイントで「キスは絶対いるのに食わない」と、頭を悩ませてしまう要因の一つにもなっているのではないでしょうか。 水槽生活になれてきたせいか、シロギスたちは当たり前のように砂の中へ頻繁に潜るようになりました。 周囲の明るさ変化によってなのか、室内暖房などで水温が変化するためなのか、人の気配や物音を感じてなのか…。 キスは泳ぐ魚といったイメージが、まったく薄らいでしまいそうな状況です。 まさか年中ぐうたらと昼寝しているの魚なのでしょうか???。(いつも目を開けているのでチョッとわかりませんがね) まあ、小さな水槽なので回遊出来ないストレスでそうしているのかも知れませんし…、 それともピンギス特有の行動なのでしょうか…。 砂に潜る時間帯や間隔にはなにかパターンもあるような気もしますし…。 ??? ■ 動画は、左インデックスよりお進み下さい ※ここに記載した内容はあくまでも「シロギス好きなおやじ」が興味本位で綴った個人的考察であります。 |
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