2009年7月… 今年は、強風や雨が続き海もシケ気味の日が多く、気合いを入れて釣行できる日がなかなかありません。 そんな日が続いてしまうと、釣り道具屋さんを回ってみたり、道具の手入れや仕掛け作りなど、釣りに関するものに接していたいのが『釣りバカ』の性(さが)なのでしょうか。 『100均』回りでかき集めたグッズを使い、自己満足的工作をしてみましたのでご覧下さいませぇ。 |
■最低限用意したいもの
- 桐のまな板
- お好みサイズのタッパー各種
- メジャー
- ノギス(あれば便利です)
- 糸鋸※
- サンドペーパーなど※
- ※電動工具があれば超簡単です!
■作り方は地味です!
ノギスでクーラーにあったお気に入りのタッパーの寸法を予めクーラーのサイズに合わせた『まな板』に描き写して、くり抜く作業です。
学生時代、技術家庭の授業を思い出してみましょう。(最近この科目ってあるのかな…)
桐材は軽く柔らかいのでごく簡単にカット加工ができます。
■タッパーにあわせた穴を開ける
『クーラーの中ぶた』と題しましたが、『中ぶた風タッパーのフレーム』といった感じですね。(^o^)
今回は、2種類のタッパーにあわせ2パターン、カットしてみました。
直線部の仕上げにはサンドペーパーを板の切れ端に巻き、内側のR部分は紙ヤスリを丸め磨きます。
※電動工具があれば大変簡単にて来ます。
■タッパーを装着するとこうなります
当初取り付けるタッパーは通常のえさ箱へ小出するための餌のストッカーとして考えていたのですが、実際釣行してみると、小出しせずこのまま直にえさ箱として使った方が使いやすかったので設計変更して右上部に滑り止めの『石粉入れ』を付けました。
右下のタッパーは底の部分とフタの枠を残しカットしたものを クーラーの魚投入口の位置にあわせ配置しました。ここにビニール袋がセットできます。
メーカーのカタログにあるようなクーラー内にストックするためのタッパー等もセットできますが、飲み物などが入りにくくなってしまうので、使い勝手の良いビニール袋がセットできるようにしました。
上のクーラー本体のフタに黄色い部分が見えますが、これは石粉のタッパーのフタをいちいち閉めないですむように発泡板をサイズに合わせ貼り付けてあります。
※写真で使用したクーラーはシマノ「フィクセル」
■ダイワ社12Lクーラーの場合
ダイワ社12Lクーラーには予備スプールや仕掛けなどが収納できる小物入れと、本体の投入口が大きいため魚別に収納が出来るように投入口を二つ付けてみました。
『ぬめぬめメゴチ』と『シロギス』をキープする場合もこれで簡単に収納できます。
カットしていないタッパーに換えれば、餌のストックも出来ます。
小物入れの内側にはスプ−ル収納の際クッション効果があるように少し厚めの断熱材を張りました。
砂やゴミが入らないように目地止めにはスティックボンドを使用してみました。
どのタイプも500円以下で完成です!
■仕上げはお好みで、柿シブ仕上げやウレタン・ニス塗りするとか…
※これがあると作業はあっという間です。 ※車庫にこもっての作業には強い味方でした。
■ こんなのも作ってみました
■伸縮竿かけ
100均に売っていた掃除用具です。壊れてしまった竿かけの一部も使って伸縮できる竿かけを作りました。
以前洗濯用品で作ったこともありましたが、スチール製であったためさびが気になり使わなくなってしまいました。
アルミ製なので軽量なところが良いと思います。
先端はカチッとはまるタイプでブラシやモップなど何種類かのアタッチメントが用意されていました。
柄の部分のみを加工しても良かったのですが、長短2種の竿かけを作りましたので差し替えできるように先端パーツへ加工しました。
柄の部分と先端は別売り。でも200円
タオル掛け用リングにガイドを付けてみました
■砂浜用竿掛け
これは100均に売っていたわりと長めの『のれん』用のステンレス棒です。先端のU字部分は、DIYセンターのねじ売り場で発見しました。丁度Yの足の部分が ネジ部になっていて、ステンレスの内経にあわせるため多少加工しただけで完成しました。
この程度のものでも釣具店だと1000円近くします。
※ポールと先端金具で200円程でした。
■フィンガー・プロテクター
指先部分は釣行している茅ヶ崎海岸で好意にして頂いているベテランキャスターの方が私用にと本革を使って作って下さいました。
これをベースにカラーゴムを編んだものと、ラインを掛ける部分が切れてしまった市販のフィンガー・プロテクターの先端部をカットした物を利用して作りました
他にはない、私専用のプロテクターが完成しましたので、皮工芸用具で名前を刻印までしちゃいました!(^_^)v買えば簡単ですが、
自分で作る楽しみも
釣りの楽しみの
ひとつじゃないでしょうかね。