PE力糸を作ろう




プロテクター
既に実行されているキャスターも多いと思いますが、市販されているテーパー力糸は少し高いので、普段の釣行では船用のPEラインを利用して6号→約2号のテーパー型力糸を作って使っています。
作り方や、仕様.などでご意見も多いかとは思いますが、私なりの方法ですので、更に良い手法がありましたらご指導お願い致します。
※私はダイワ社の『メガセンサー6号』を使用しています

・・・・・後記・・・・
最近は道糸が細くなり現在は『メガセンサー5号』を使用しています


修理材料
■ライン先端をばらす
ラインの先端をばらします。通常は8本です。
ばらしにくい時は楊枝や目打ちなどを使うとやりやすいかと思います。



完成
  ■一本抜く
ばらした8本の内の一本を引っ張って抜いていくのですが、一気に抜こうとすると失敗しますので、残す7本のラインを少しずつ下へずらしながら2メートルの位置まで抜きます。





■7本をもとの状態へ戻す
2メートル抜いた時点で抜いたラインを切り、全体をもとの状態へ戻していきます。この時も一気に戻してしまうと失敗してしまうので、力を入れずに少しずつ伸ばしていきます。
この作業を2回繰り返し2メートル迄2本抜きます。
ここで切ったラインの所(2メートルの位置.)で8の字結びします。(結ばなくても大丈夫です)

※1メートルごとにマークが入っている船用PEラインを使用すると解りやすいと思います。

・・・・・後記・・・・
抜き方がしっかり出来れば、ほつれ、バラ気はほとんど無く8の字結びにしなくても大丈夫です。



■戻した6本から同様に2本抜きます
元に戻った状態で先端は6本に別れていますので今度は更に1メートルまで2本抜きます。
以上の作業は必ず一本ずつ、少しずつ行っていかないと残りのラインがほつれたり、変なヨレが入ってしまいますので注意します。
元に戻し切った位置で8の字結びします。

■元に戻すと残りは4本になっています。最後は50センチの位置まで1本抜き、同様に8の字結びします。以上で5本抜いた事になります。号数に直すと6号から2.25号のテーパーが出来ました。使用する道糸によって2本残しにする場合もありますが、多少ばらけやすくなります。



■私はこの方法で作った力糸の全長を10メートルで使用しています。船ラインは10メートルごとにカラーが変わりますので、カットする際も解りやすいと思います。

【補足】405の竿では、8メートル以上あれば、通常の投げ方で強度的にも問題はないという御意見を頂きました。

・・・・・後記・・・・
8メートルですと、私の場合トラブルが多くなるため、現在は9メートルに設定しています。(垂らし…2.5〜2.8メートル)+(竿…4.05メートル)-(竿尻からスプールまでの長さ)+(スプール内テーパー部…約2メートル)=計約8メートルで、 投入時スプールに残る5号ラインの部分は長竿使用時も考慮に入れ余裕を持たせ約1メートルになります。

※シマノの『マスターシップ船EX8』の4号は強くて、30号のオモリでもこの号数まで落とせます。お気に入りだったのですが、、、

ご参考までに… 釣り倶楽部ロゴ


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